Perl QA Hackathon 2013について

先日半年ぶりくらいで参加したHachioji.pm #26や、3/9に開催されたHokkaido.pm #9でも少しだけ話をしましたが、昨年に引き続き、今年も4月12日から14日にかけて、イギリスのランカスター大学で開催されるPerl品質管理チームのハッカソンに参加してきます。

http://2013.qa-hackathon.org/qa2013/

参加申し込みはすでに締め切られていますが、今年も各国から40名近い参加者が集まり、Module::Buildまわりの作業や、.packlistの置き換え、CPAN Testers向けのツールの整備、Test::Harness/Test::Builderの対応などが行われる予定です。また、目新しいところでは「Perl 5の仕様」を定めるテストスイートの構築というテーマがあげられています。将来的にはPerl 6の公式テストスイートや、Perl 6の仕様と各実装の対応状況のようなものを提供したいとのことで、もちろん今回のハッカソンだけで完結するような話ではありませんが、先般話題になったPumpking Perlの議論ともども、今後さまざまなイベントやメーリングリストIRCなどで議論を深めていくためのたたき台になることが期待されます。私自身はもっぱらCPANTSで使っている各種ツールのメンテナンスをすることになりそうですが、DBIやDBD::*の共通テストを整備するというお題もあがっているので、DBD::SQLiteのメンテナとしてはそのお手伝いもしたいと思っています。

例によってイギリス以外に住んでいるハッカー渡航費やハッカソン公式ホテルの宿泊費についてはいま主催者側の方でさまざまな伝手をつかってスポンサーを募集してくださっていますが、下記予算にある通り、まだ全額カバーできるほどにはなっていないようです。もしスポンサーになってもいいという企業・団体の方がいらっしゃいましたらお知らせください。

http://2013.qa-hackathon.org/qa2013/budget.html

また、今年はEnglightened Perl Organization経由で寄付を送ることもできるようになっています。個人スポンサーになってくださる方がいらっしゃいましたら、下記リンクよりEPOのサイトに移動して、適当な額を英ポンド換算でお送りいただければさいわいです。

http://2013.qa-hackathon.org/qa2013/donate.html