YAPC::Hokkaido 2016に行ってきた

London Perl Workshop 2016に続いてYAPC::Hokkaidoにも前夜祭から参加してきました。資料は以下の通りです。前夜祭では今年の夏にまかまかさんからメンテを引き継いだJSON(::PP)の現状、土曜日の本編では昨年までならPerl5やPerl6の重鎮が発表していたであろうPerl5/6の現状をウォッチャー目線でざっくりまとめておきました。夏のLigthweight Language of Thingsでは日本語でスライドを書きましたが、今回は海外からのスピーカーがいらしたということでスライドはいつも通り英語になっています。

あと、syohexさんの発表にあったメンテをやめたくなったときの話ですが、CPAN/PAUSEではLancaster Consensusで合意されたADOPTME、HANDOFF、NEEDHELPといったアカウントにパーミッションを与えておくと、作者/プライマリメンテナの意志を機械的に判別可能な形で明示できます。現状ではRTくらいでしか一覧できないのですが、Neil Bowers氏のサイトでは最終更新日やバグの多さなどの観点も含めて誰かが引き継ぎを行った方がよさそうなモジュールも一覧になっています。余力がある方は自分が利用しているモジュールや興味のあるモジュールが挙がっていないかご確認いただければありがたく(DBD::SQLiteがリストに挙がっている件はこちらで把握しています)。

なにはともあれ、29年ぶりという大雪のみならず、いろいろな点で感慨深いYAPCでした。JPAはじめスタッフ、スポンサーのみなさまありがとうございました。