ppm.tcool.org改装と不具合修正

YAPCが終わった直後に半分くらいつくって放置していたppm.tcool.orgのCatalystDBIC版に少し手を入れて公開しました。うちの(と、よそのいくつかの)モジュール/パッケージの検索ができるようになっているほか、どこのリポジトリにどのバージョンのパッケージがあるかとか、どのリポジトリのをインストールするとどんなパッケージが追加でインストールされるかがわかるようになっています。この辺、忘れられがちなKobesearchとか、そもそもppm本体(PPM4ではいささか使いづらくなったdescribeコマンドとか)でほとんどできることではあるわけですが、たとえば http://ppm.tcool.org/dist/Plagger/at/tcoolhttp://ppm.tcool.org/dist/Plagger/at/theoryx5 の dependencies の違いを調べたいときなどに使ってください。現状まだCatalystのstandaloneサーバで動いているとか、テキストが古いままとか、いろいろ問題は残っていますが、その辺はまた追々直していきます。

http://ppm.tcool.org/

また、この公開作業の最中に見つけたのですが、このところPPM3向けのサーバが不安定になっていました。いつアップデートしたのだったか覚えていないのですが、原因はSOAP::Liteの0.69とPPM3サーバの相性問題で、一部のppdファイルが、一覧には表示されますし、SOAPサーバ上でもファイルの読み込みに成功しているにもかかわらず、PPMクライアントに正しく渡ってこなくてnot found on serverになっていました。XML-LibXMLやCrypt-SSLeayもこの問題にひっかかっていたので、最近Plaggerのインストールが不調に終わるという報告が続いていたのはそのせいだったのかもしれません。ご迷惑をおかけした方にはお詫び申し上げます。なお、現在は以前使っていたSOAP::Lite 0.60に戻したので問題なく動いているはずです。また、GUI版のPPMについてはApache経由のやりとりなのでこの問題は発生しません。