MT3.2のアーカイブ・マッピング

重い腰を上げておやじの会のサイトの更新をしようとして、ふとエントリの編集画面に「エントリー・ファイル名」なる項目が増えていることに気がつきまして。実は先日3.2にバージョンアップしてからというもの、まったくエントリを追加する機会がなかったものでろくにマニュアルひとつ読んでいなかったのですが、こいつはいったいなんじゃらほいと、ちょろっと調べてみたらいろいろと発見することがあったのでとりあえずメモ。あんまりきちんと調べてないので既報誤報あるかもしれませんが、そのときはご指摘よろしく。

編集画面のヘルプって、以前からSixApartに飛ぶようになってましたっけ?

――と思ったら、これか!

The config directive HelpURL- is now the base URL for the help links in the app as well as documentation. HelpURL will be set by default to point to the User Manual Six Apart website, but of course can be changed to point locally.

これを単純に mt-config.cgi の中でHelpURL = http://.../mt/mt-static/docs/ のようにしてもコンテキストヘルプを呼ぶ場所ではエラーになる。日本語化が済んでないから添付されてないだけなのか、今後添付される予定はないのか、とりあえず英語版3.2のmt-staticの中にはdocsそのものがないようですが、やっぱりSAの該当箇所から必要な部分のみダウンロードしてほげほげとアップするしかないのかしら。いくら相手がSAとはいえ、編集画面からひょこんと外部に飛ぶのは個人的にチト気持ちが悪いんですが(そんなことにならないようあらかじめヘルプ読んでおけ? ごもっとも)。ちなみにコンテキストヘルプの場所は下記。

エントリ・ファイル名を指定できるようになっていたんですね

個人的にMTの一番肌にあわない部分がエントリ・ファイル名を自由に指定できないところだったんですが、3.2からはそこを好きに指定できるようになっている、と。拍手。ただし、残念ながら日本語マニュアルにはそういうことができるという話しか書いておらず、Milanoさんのところの3.2導入手順でも旧バージョン風にする話のみ。微苦笑。新バージョン風にエントリ・ファイルを指定したい場合は「設定」→「公開」→「アーカイブマッピング」→「エントリ」に %y/%m/%b%x のように指定ですよね?(って、これはプルダウンから選択できる yyyy/mm/entry_basename.html と同じか! 大いに勘違い。となりのロック・ボタンを外すだけでよかったんですね! 恥)

あとは日英のChangeLog見ながら適当にピックアップ……しようと思ってめげたんですが、とりあえずひとつだけ。

コメントとかも検索できるようになってるんですね

日本語版添付の新機能紹介マニュアル(mt-static/docs/mt32.html)には

検索の絞りこみ機能が大幅に改善されました。

としか書いてませんが、英語のChangeLogを見ると

Major overhaul of the search/replace functionality. One can now search not only entries, but comments, TrackBacks, templates, commenters and activity log. Much safer replace functionality. New context-sensitive search added to nearly every page of the application.

なんて書いてある。件のサイトはコメントだのトラバだのがほとんどないので関係ないっちゃ関係ないんですが、この修正はもっと強調されていてもいいような。

なんにしても後できちんとマニュアル読んでみましょう。

あ、このマニュアルも XML::Atom::Syndication の人なんですね。なんか追っかけしてるみたいだなあ(苦笑