今度はDebianで

あれこれ設定中。専用サーバとして借りてるのにプリンタドライバまでLISTENしている時点でどうなのよと思わないではなかったのですが、日頃は全部ホスティング会社におまかせの部分を一から設定していくといい勉強になりますね。

とりあえず以下作業メモ。

全般

  • とにかくやたらといろんなパッケージがインストールされていたので、あれもいらないこれもいらないと消しまくる。注文時にドメイン名指定してあるのにその辺の設定は一切されていなかったので、(sshdを除いて)ホストがからむものはいっぺん全撤去。デスクトップ環境以外では使いそうもないものも同じく。ゲームとかは……パッケ調べるのも面倒なのでとりあえず放置。あとで消すべし。

BIND

  • そんなことをした当然の帰結として、apt-getできなくなって一瞬青ざめる。そりゃこんな設定でBIND殺しちゃだめよね。しょうがないので/etc/resolv.confに適当なDNS鯖を仮設定してからBIND9を再インストール。named.conf他、資料を見ながらほげほげと設定。
  • いつまでたってもつながらないなあと思ったら、どうもWin2kのDNSキャッシュが悪さをしていた模様。同じマシンに入れてあるcoLinux上のDebianを通してみたらあっさり接続確認。諸般の事情で手元の環境はリブートしたくないのでhostsファイルに設定転記。設定間違いとかでなくてよかった。

Apache

  • apache2は別に使うとして、ふだんはやっぱり慣れた1.3系がいい。DebianのノーマルapacheはsuExecがデフォルトで入っているとの由。apache-sslではどうするか選択肢が出てくる。あとは適当に設定。細かいところはまた後日。

Postfix

  • 資料でも勧められていたのでとりあえず入れてみる。apt-getできるのはうれしいけれど、removeした途端にMySQLとかぼろぼろ道連れにしてくれるあたり、IPひとつの環境で使うのはどうかと思う。セットアップしたホスト側の人もそう思ったのか、インストした形跡はあったけどsendmailに切り替えていた。amavisdとかclamavとかの設定まで済ませておいてナンだなあと思いつつ、やっぱりremove。道連れ系は嫌い。
  • あと、clamavをapt-getするときはあらかじめhttp://www.clamav.net/binary.html#pagestartを読んでおくのが吉。ただ、メールの受け手が自分だけなら鯖でこの手のチェックを走らせるメリットはあんまりないような。

qmail

  • Debianクォリティではないとのことでふつうにapt-getすることはできないものの、apt-lineにnon-freeを設定しておけばソース(qmail-src)からインストール可。先に同じくnon-freeのucspi-tcp-srcを取ってきてインストしておくのを忘れないこと。あとは@ITの記事など読みながらAPOPPOP Before SMTPあたりをほげほげ設定。鯖上ではやりとりできるのにクライアントから受信しようとして失敗するときは(BINDのミスでなければ)/var/qmail/control以下のdefaultdomainないしmeの設定を確認してみるといいかも。
  • つーか、長らくいじっていなかったので気にもとめていなかったんですが、qmail.jpってどうなってるの?(汗

ともあれ、とりあえずこれでBINDやらメールやらの設定間違ってるぞという指摘は受けられるようになったので、いったん中断。あれこれしているうちに緊急性もちと薄れたので、ftpやら何やらはまた様子を見ながら入れていきませう。