Patchというのはいつからテキストの専売特許になったのだ?
Danさんや、あなたはコンパイル済みのプログラムにパッチをあてるとき、いちいちバイナリエディタで開いてしこしこ手で直すとでも言うおつもりか?
君たちは、patchのことをきれいさぱーり忘れている。
人のコードを直したり、人にコードを直してもらったりしなくてもいいというのであれば、君たちのいい分ももっともだ。しかし、人とコードをやりとりする時にpatchをやりとりする場合、tabは頭が痛い以外の何者でもない。
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これをファイルに落とさず、そのままshellからコピペした場合、それがtab characterだったかspaceだったかという情報は失われ、そしてそれを当てたメンテナが泣かされることになる。この程度であればpatchは賢いのでなんとかpatchは当たるが、当てたとしてもまたそこをindentしなおす羽目になるし、最悪patchが当たらなくなり、手で当てる羽目になるのだ。
10代、20代のGUIしか知らない青年が言うならともかく、30代後半にもなるおじさん族が、言うに事欠いてパッチを「コピペ」するとは笑止千万。いったい世の中はいつからスクリーンに表示できるテキスト以外ないことになってしまったのだ? &h0...なんて16進表記するのも惜しくて生のコントロールコードを埋め込んでいた時代はそんなに遠い昔になったのか? いまもひっきりなしにネット上を流れる生の日本語メールにはエスケープシークエンスのひとつも入っていないと言うおつもりか? Encodeモジュールのメンテナなのに諸般の事情でネイティブでない文字コードが含まれているテキスト、ソースコードなど触ったことがないとでも?
TABが&H09なのはアルファベットの9番目の文字IがIndentを連想させたからだろうにとか、エディタのTAB→スペース変換なんて、15年前くらいはワープロとかBASIC風のスクリーンエディタに実装されていたフリーカーソルにあこがれて実装された非プログラマ機能だったはずだろうにとか、無駄にファイルサイズばかり大きくしてどうするよとか、先のエントリ書きながらいろいろ思ったことはあったわけですが。
まったくもう、おじさん情けなくて涙が出ちゃったよ。