モダンPerl連載第9回

今回は前回最後に予告した通りにJiftyネタ。『まるごとPerl!』に書いた話はなるべく飛ばして、これまであまり説明してこなかった部分のみ抽出するようにしてみましたが、CatalystにしろJiftyにしろ、この連載で全部を書ききるのはもちろん無理な話なので、できればまた別の機会にもう少しきちんと説明したいものだと思います。

ともあれ、コードは本文中にも書いた通りにgithubにあげておきました。userとuser_idの使い分けなど、マニュアルの細かいところまで読まないとわかりづらいところもあると思いますが、codereposにあるJipotterともども参考になればさいわいです。

http://gihyo.jp/dev/serial/01/modern-perl/0009

PS. 長くなるので本文中では説明しませんでしたが、Jifty付属の認証プラグインにはアクティべーションメールのやりとりが含まれるので、認証済みユーザを登録するためのスクリプトを用意しておきました。使い方は下記の通りです。

> perl bin/add_user <user_id>

また、デフォルトではアクティべーションメールのやりとりをする際にEmail::Send::Sendmailを使うため、実行可能なsendmailがインストールされている必要があります。この辺の設定はetc/(site_)config.ymlのMailer,MailerArgsを変えると変更できます(それぞれEmail::Sendに渡す引数を設定するものです。詳しくはEmail::SendのPODをご覧くださいませ)。