Pod::PerldocJp 0.12

報告が遅くなりましたが、OSDC.tw 2010でPod::PerldocJpの発表をしてきました。スライドは最初英語で書いたシノプシスGoogle翻訳を使って中国語に直し、最後にgugodこと劉康民氏に添削していただきました(英語版、日本語版はありません)。

また、この発表にあわせてPod::PerldocJpの細々としたところを改善しました。従来はperldoc.jpにあるPerl 5.10.0のドキュメントしか対応していませんでしたが、今回の修正でモジュール/プログラム名から翻訳のあるURLへの変換は外部サーバに任せられるようにしてあります(デフォルトではうちのサーバ経由で現在perldoc.jpに翻訳があるすべてのモジュール/ドキュメントの訳が取り出せるようになっています。時間がとれればJPAのドキュメントや、hioさんのところにある翻訳まで対応したいと思っていますが、この連休中にできるかどうかはわかりません)。また、encodingの指定がないPODについてはEncode::Guessを使ってエンコードを推測するようにしました。これでperldoc.jpにいくつか見られるContent-Typeと実際のエンコーディングが違うPODについても正しく扱えるようになったはずです。PERLDOCJP_ENCODINGSという環境変数を使えば推測候補のエンコーディングも指定できるので、自分は台湾語訳を読む機会の方が多いという方はPERLDOCJP_ENCODINGS="big5 utf8"などと指定しておくと幸せになれるかもしれません。

日本語だけでなく台中韓のPODも表示できるようにした以上は、使い方のところまで国際化したら名前を変えるべきなんだろうなあとも思っていますが、さてはてどんな名前にしたものやら、というのが目下の悩みです。