Jiftyを入れてみた

Catalyst以上にRuby on Railsをおびやかす存在になりうるんじゃないかと一部で注目されているらしいJiftyというフレームワーク。前々から気にはしていたのですが、どうにも調子が悪くて仕事が手に付かないので、気晴らしに入れてみました。

まずは駄目モトでCPANからWinに……と思ったのですが、これはもうあれやこれやの依存モジュールが入らなくて早々に断念。いまのところまだppmもないようなので、今度はcoLinux上のDebian Sargeに入ってインストール。60からの依存モジュールがあるとのことですが、Linux系であれば特に問題になりそうなものはない模様。

ただ、いまCPANにあがっているものは(オフィシャルサイトから落としたものも同様らしいですが)テストが一部腐っているので、force installするか、面倒でなければ下記の手順で腐っている部分を直すとよろし。

1) CPANの一時ファイル置き場からJiftyのソースディレクトリに行って(あるいはサイトからtarballを落としてきて)、t/*/t/*.tに該当するいくつかのテストの use '../../lib'; を use '../lib'; に書き換え。

2) ほかの機会にインストールしていないようであれば、CPANからHTTP::Server::Simpleの最新版を入れる

これでとりあえずテストは全部通って万歳、と。

ただ、依存モジュールとしてHTML::Masonが入っているあたりからも予想される通り、いささか(激しく?)重い印象。Tutorialも途中までやってみたんですが、サーバ起動は ./bin/jifty/server ではなく ./bin/jifty server だぞ、という間違いを見つけた時点でMLの記事を遡るのがめんどくさくなったのでストップ。

おもしろげではあるのですが、ウオッチしているメンバーを見てもなんだかCatalystの方と変わらないし、活発度はCatalystの方がはるかに上なので、この先どうかなあという感じはしますね。いちおうチュートリアルの続きはしてみるつもりですが、いまのところ訳してみようかなあという気にはなってないです。