ActivePerlをアップグレードするときの注意事項

もっぱらうちのppm経由でPlaggerをインストールした/しようとした方向けですが、先日出たActivePerl 5.8.8.820(より正確には817.90、いわゆる818 Beta 1以降)をインストールする際には旧版のActivePerlを一度きれいさっぱりアンインストールした方が無難な模様。

理由は818.817.90時点でsite/libとlibの優先順位が変わったため、そのまま上書きインストールするとインストーラがインストールするバンドルモジュールより、これまでsite/libにインストールされていたモジュールの方が優先されてしまい、場合によってはバージョンの逆転が起こってしまうため。

日頃から最新版を入れまくっている人の場合はあまり影響ないかなという気はしますが、不安な場合はActiveStateのppmないしCPANからPPM::Profileというのを落としてくると、ppmでインストールしたパッケージについてはインストール情報を保存できるので、アンインストールする前にコマンドラインから ppmprofile save とタイプしておき、再インストールが終わったら ppmprofile restore すると多少は幸せになれるかもしれません。

そんな手間をかけたくない人、あるいはppmでインストールしたパッケの数よりCPANインストールしたパッケの数の方がはるかに多い人の場合は、最近のCPANにはupgradeコマンドというのがあるので、それを使って手持ちのパッケを全部最新版に更新しておくと事故の可能性は減るのかも。

何を調べているときに見つけたんだったか忘れましたが、詳しくはこの辺参照ということで。