Win32にActivePerlをインストールしたときの後始末

あくまでも個人的な趣味なのでCPANやActiveStateに要望として出すつもりはないですが、環境を更新したときとか、ときどき忘れていらつくことになるので自分用にメモ。
1. ExtUtils::MakeMakerを上書きインストールする

ActivePerl付属のEUMMは独自のhtmlifypodsがついていてとても鬱陶しいので、CPANのを(必要ならforce付きで)入れてつぶしてしまう。

2. ExtUtils::Manifestのchmodを直す

ExtUtils::Manifest内の_manicopy_chmodをいじって、(Makefile|Build).PLのときは実行ビットを落とすようにしたうえで、明示的にCygwinのchmodを呼び出すように書き換える。うちではnmake distするときにGNUWin版ないしCygwin版のtarで固めているのですが、デフォルトのままPerlのchmodを使うと、Win上では実行ビットが落ちず、CPANTSの減点対象になってしまうので。

3. ActivePerl::Configにgcc用の処理を追加する

最初からgccオンリーの環境なら問題ないですが、うちはVC6メインなので、sub overrideのコンパイラ判定部分にUSE_GCCという環境変数のチェックを加えて、環境変数があるときは強制的に(MinGWの)gccを使うようにしておく。

4. CPANPPMの再設定

CPANにしろPPMにしろ、リポジトリまわりにActiveStateのを使うのはいやなので、自分の環境にあわせて再設定。minicpan環境があるならfile://localhost/c:/home/minicpanとかしておくと外にアクセスしにいかない。

もうひとつふたつ何かしていたような気がするんだけど、思い出せない。5.10のインストール先の調整とかかなあ。なんにしても、一度きちんと環境構築のやり方を整理しておかないと、いつまでたってもメインマシンの移行ができないということだけははっきりしている。