Test::LatestPrereqs 0.01
管理しているモジュール/アプリケーションが増えてくると、なにかの理由(バグを見つけたとか新しい機能が追加されたとか)で依存モジュールのバージョンをあげようと思ったとき、「ほかにこのモジュールに依存しているものはなかったっけ?」と首をかしげることが増えてきます。そんなときのために簡単なテストを用意するのがこのモジュール。
インストールするとtest_prereqs_versionという非常にタイプしづらいコマンドがついてくるので、Makefile.PL/Build.PLがあるところで実行してやると、こんな感じでPREREQ_PMやらrequiresやらの情報をまるっと解析してバージョンチェックしてくれます。
C:\github\test-latestprereqs> test_prereqs_version 1..6 ok 1 - Test::More 0.47 is ok ok 2 - File::Find::Rule 0 is ok ok 3 - CPAN::Version 0 is ok ok 4 - File::Spec 0 is ok ok 5 - Test::UseAllModules 0.11 is ok ok 6 - Class::Inspector 0 is ok
test_prereqs_versionコマンドに--updateというオプションをつけると、解析したMakefile.PL/Build.PLから未登録の(あるいは登録されているものより新しい)バージョン要件を抜き出して設定ファイルに保存できます。これを繰り返していけば、そのうちどのモジュール/アプリケーションも古い(バグがあったり機能が足りなかったりする)モジュールへの依存が消えて、最新のモジュールに依存するようになります。