WWW::Mixi::Scraper 0.25

基本的にはTest::Pod問題を解決するためのメンテナンスリリースです。新しい機能は特に追加していませんので、現在問題なく動いている方はバージョンアップの必要はありません。

ただ、今回依存まわりに手を入れました。具体的には、HTTP::Response::Encodingが最近のlibwww-perlの変更に追随できずに壊れていたので、それに依存しているWWW::Mechanize::DecodedContentを外し、同等の機能が実装されているWWW::Mechanizeの1.50以上に依存するように変えてあります(実際にはHTTP::Response::Encodingを完全に排除したMech 1.58に依存させるべきだったかもしれません)。

追記:ちなみにメンテナのdanさん++にメッセージを送って対応していただいたので、いまはHTTP::Response::Encodingの方も正しく動作しています。

その結果、今回WWW::Mixi::Scraperをバージョンアップすると、一年ほど前に世間をにぎわしたlibwww-perlの後方非互換な変更が(強制的に)導入されます。いちおう十分な猶予期間はありましたし、Test::WWW::Mechanize::Catalyst等々の問題もすでに解決されていますから、ふつうに使っている分には特に問題にはならないと思いますが、この半年内外にWWW::Mechanizeないしlibwww-perlを更新した記憶がない方は、同じマシン上で動作している(WWW::Mixi::Scraperとは一見無関係の)ウェブアプリなどが問題を起こす可能性がありますのでご注意ください。