DBD::SQLite 1.26_04
開発版だからというのもあって最近あまりここに書いていませんでしたが、1.25以降も細々とした修正や機能追加が行われています。細かなところでいくつか非互換な修正も入っているので、DBD::SQLiteを使ったアプリやモジュールをお持ちの方はテストしてみていただけると助かります。
大きめの変更としては、
1) 1.26_04でエラーを吐くタイミングを少し変えました。これでnot an errorは出づらくなったはずですが、カラムのユニーク制約違反などの場合は複数のエラーを同時に吐くことがあります。
2) column_info、primary_key_info、table_infoなどの返り値が変わっています。この辺の情報に依存したモジュールは挙動が変わっている可能性があるのでご注意ください。なお、この辺の情報取得まわりのメソッド/プロパティは近い将来もう少し変わる可能性があります。
3) トランザクションまわりの処理は(DBIのレイヤーではなく)なるべくSQLiteのレイヤーで行うように修正しました。従来は->begin_workを使わず生SQLでBEGINを発行した方がいいと言われていましたが、今回の修正でその必要はなくなったはずです。
4) これは6月にリリースした1.26_02からですが、最新のDBIを使うと従来funcで呼び出していた独自メソッドをsqlite_***のような名前で呼べるようになっています。
その他、細々した修正や機能追加はChangesをご覧ください。