モダンPerl連載第39回

報告が遅くなりましたが、今回はsoozy.con/kamakura.pm開催記念ということでめずらしく作者が日本人のネタがメインになっています。当初は年末年始に原稿を書いて、年明け早々に公開、のつもりでいたのですが、Tengの開発が本格化したうえカンファレンスまでやるということになったので、締め切りを半月遅らせてもらったのでした。分量が分量なのでたいしたことを追記できたわけではありませんが、今回4系統のサンプルを書いてみて、それぞれ特徴があっておもしろいなあと思ったことです。個人的には生DBIと、以前ならJifty::DBIを使っていたものについては少しずつData::Modelに乗り換えているところ。Tengは「天狗」からということになっていますが、オジサンにはテレサ・テン(Teresa Teng)のTengに見えて仕方ないのよね――というネタは、さすがに本編では自重しました。マッパは「真っ裸」にしか見えないというmattnさんのご指摘も、言われてみればごもっともと思ったことです(これは昔音引きをつけるつけないのルールというのをたたき込まれたときの名残なのですが)。あと、DBIx::ObjectMapperをDBD::SQLiteで試すときは、on_connect_doで頑張りすぎるとDBD::SQLiteの既知のバグを踏んで悲しいことになりますので、本編のサンプルのようにmetadata->tableなどを経由して常にプレースホルダを通すようにしておくのが(DBD::SQLite的には)吉です。

http://gihyo.jp/dev/serial/01/modern-perl/0039