Whisky Live 2006

行ってきました。本家には本家であとから何か書くつもりですが、まずはこちらから。

1) 体調不良!
マスタークラス(セミナー)、いちおう三つ申し込んであったのですが、まともに出られたのはひとつ(ダンカン・テイラー)だけ。ボロボロです。昨日の生牡蠣にあたったとかいうよりは、このところの睡眠不足とか体調不良とかがもろに出たというところでしょうね。実際、この一ヶ月くらいでアルコールを口にした(というか、できた)のは四、五日くらい。つくづく体力落ちてるなあと実感します。

2) ミスター・ダンカン・テイラー、GJ!
唯一セミナーを聞けたミスター・ダンカン・テイラーことユアン・シャーン氏のしゃべりっぷりがいかにも楽しかったですね。出てきたウイスキーもさることながら、こういうオジサマは大好きです。ミスター「実は」もとい通訳氏も、ときどきポカをやらかしていましたが、十分合格点かと。もっとも、グレンドロナック(シャーン氏の発音ではグレンドロナッヒ)くらい知っといてほしかったかなとは思いましたが。

ダンカン・テイラーので一番印象に残ったのはボウモア1968。一番高価だからというのはさておき、アイラのボウモアなのに、まるでシャブリをウイスキーにしたかのような印象。こういうのははじめて飲んだので素直に感心していました。ただ、シャーン氏のコメントを聞いていると、たぶん彼が試飲したときとは開き方が違ったんだろうなという気もしますね。

そのほかにもいろいろ面白いのが提供されていたのですが、どうもテイスティングメモを会場に忘れてきたようで重ねてがっくり。さいわいICレコーダーでセミナーをまるごと録音してあるので、それを聞きながら思い出しつつ書いているのですが、ほんと、何をやっているのやらです。

あと、セミナーでは名前しか出てきませんでしたが、ブースで提供されていたBig Smokeというのもなかなか興味深い品でした。シャーン氏にたずねたところ、もっとも若いもので6年もの、上が12年ものだそうで、40度と60度では微妙に製法が違うとのことですが、いずれにしてもきわめて色が薄く、Smokeという名前のわりにはスモーキーさよりフルーティさの方が前面に出ているかなというところ。

3) Willet期待
展示会場で試飲したなかで一番印象に残ったのはケンタッキー・バーボン・ディスティラーズのWillet。21年もので、二、三ヶ月もしたら出回るとのこと。個人的にいいなと思っただけで、バーボンの世界での相対位置とかは何にも考えていませんが、最近はスコッチよりダーク・ラムとかこの手の甘めのバーボンをうれしく思うことが多いですね。やっぱり体調の問題かな。

4) カレドンの歌もすばらしかった
幕間に展示会場で披露されたスコットランドから来た三人組の男声合唱。声のよさもさることながら、歌の中身におもわず吹き出したり。やっぱり酒場で合唱できる歌があるっていいよなあ。

5) Dさん、不勉強だぞ
ベイリーズの姿がちらと見えたので、もしかして新作持ってきているのかなあと思ってブースを覗いてみたら、何のことはない通常版のみ。ミント版とかないの?と聞いたら、そもそもそんなものがあることすら知らなかったご様子で。

というわけで、三月にはベイリーズのキャラメル風味とミント・チョコ風味が出るのです。

6) ブロス、おいしゅうございました
特に期待していたわけではなかったのですが、ブースで販売されていたラム肉入りのブロス、おいしゅうございました。おそらくこれが二度目のダウンの引き金になったんだろうなあとは思うのですが――昼も、ご飯食べたら調子悪くなったんですよね(汗)――これはまた次回があったら積極的にいただこうと思ったことでした。

7) MUNEさん、お疲れさまでした
いや、MUNEさんだけでなく、みなさんに、ですが。スコ文研のIさんとか、ご無沙汰ばかりしているのにいろいろお気遣いいただいてありがとうございましたとよろしくお伝えください。

てなとこで、久しぶりに「Charsbar」::Noteらしい記事も書いてみた次第。ここのところプログラマネタが続いていますが、酒ネタその他、追いかけていないわけではないのです(笑