PlaggerをWindowsにインストールするときの注意点

しげふみさんのところをはじめ、ppm経由のインストールメモはなるべく目を通すようにしているのですが、どこを見てもだいたい大きな落とし穴が残っているのであらためて明記しておきます。

ppm.tcool.org経由でインストールしたPlaggerがうまく動かない場合、assetsの罠を除けば、その原因はたいていActiveStateないしtheoryx5のリポジトリがtcoolのリポジトリより上にあるせいです。

つまり、

C:\>ppm
ppm> rep add http://ppm.tcool.org/server/ppmserver.cgi?urn:PPMServer
Repositories:
[1] ActiveState Package Repository
[2] Autonamed 1
ppm>

とか、

C:\>ppm
ppm> rep add tcool http://ppm.tcool.org/archives/
Repositories:
[1] ActiveState Package Repository
[2] tcool
ppm>

のような状態ではダメだということです。

#この状態でインストールすると、たとえばActiveStateに入っている古いWWW::Mixiがインストールされてしまうため、mixiの日記などを引っ張ってこようとしたときにこけます。あるいは、Template-ToolkitとかDateTimeのXS版が入っていなかったりして変なエラーが発生します。

ご自分の環境がどうなっているかは、ppm repで確認できますので、tcoolが一番上にない、あるいは余計なリポジトリがたくさん登録されている場合は、

ppm> rep up 2(またはrep up tcool)

とタイプして

C:\>ppm
ppm> rep
Repositories:
[1] tcool
[2] ActiveState Package Repository
ppm>

のようにするか、あるいは

ppm> rep off ActiveState Package Repository

のようにタイプして

C:\>ppm
ppm> rep
Repositories:
[1] tcool
[ ] theoryx5
[ ] ActiveState Package Repository
ppm>

のような状態にしてください。

また、すでにインストール済みの方で不幸にも上記にあてはまってしまった方は、tcoolのリポジトリを一番上にしたあと、

ppm upgrade -install

を実行してください。少なくともtcoolより古かったパッケージは更新インストールされるはずです。

完璧を期すなら、

ppm install -force Plagger

でもOK。Plaggerしか入れていないならこちらの方が確実でしょう(TTあたりはActiveStateのも最新版になっているのでたぶんこちらでないとうまく更新できませんので)。