The Definitive Guide to Catalyst

Catalystの新しい本が出たのでさっそく読んでみました。

The Definitive Guide to Catalyst: Writing Extensible, Scalable and Maintainable Perl-Based Web Applications

The Definitive Guide to Catalyst: Writing Extensible, Scalable and Maintainable Perl-Based Web Applications

第一印象としてはよくできた本だと思います。お世辞にも初心者向けとは言えませんが(レベル的には『モダンPerl入門』くらいですかね)、背景知識から、認証を含む基本的なアプリケーションの作り方、Catalystの拡張法,Reactionまで、ある程度Perlの実務経験があって、実際に動作するコードなんてなくても文章を読めばポイントは理解できるよ、という人にとっては、モダンな世界にも目配りのきいた手頃な参考書になりそうです。

ただ、サンプルコードを含むコード量についてはjrockwayの前作『Catalyst』に比べてあきらかに見劣りしますし、編集が悪いのか、著者のミスなのか、おそらく動かないだろうなあというコード、スペース等々の使い方の統一がとれていないコードも散見されます。LOLCATの例なども、個人的にはおもしろいと思いましたが、ちょっと伝わりにくいかもしれません(モー娘。の例とどちらがマシかは議論がわかれそうなところですが)。ただ、BindLexなどを多用していた(で、本が出たとたんにdeprecatedになってしまった)jrockwayの本に比べて、今回のコードがすぐに古びることはないでしょうから、その点では安心して購入できそうです。

すでにいくつか訂正が出ていますので、気になる方はチェックしておくとよろしいかと。

http://www.apress.com/book/errata/1181

さて、企画書書こうかな。