勘違い

寝ていたところを電話でたたき起こされ、出てみれば「Sです」と知っている名字。明日、近所で子供向けの映画があるからいっしょにどうかという内容だったのですが、明日といえばその人と妻子は別の場所に行く予定だったよなあと、ぼけた頭を総動員しながら考えていたところでかみさんが戻ってきたので電話を替わったのですが……電話が終わったら別のSさんじゃないのと怒られた。たしかに話しぶりとかは微妙に違ったので、Sさん違いだと言われれば納得はしたのですが、あのSさんじゃなかったらいったいどのSさんだ?――と歯磨きしながらしばらく悩んで、ようやくわかった。ああ、Kちゃんのお母さんね。会えば結構話もする相手なのに、恥ずかしいなあ。

まあ、微妙に話がリンクしてなかったらもう少し早くわかったんじゃないかとは思うんですが、子供がらみのつきあいって下の名前しか意識していないことが多いのでいろいろ気をつけようと思ったことでした。