PPM 4.x対応しました

まだおかしなところは残っているかもしれませんし、いくつかの制限付きですが、ppm.tcool.orgリポジトリPPM 4.x(ActivePerl 5.8.8 build 818以降のGUIバージョン)に対応させました。

GUI版を使いたいときは http://ppm.tcool.org/archives/ を登録すればOK。検索その他もふつうにできます。

ただし、GUI版はpost-install scriptsに対応していませんし、CUIで使っても対応不十分なので、ActivePerl 5.8.8.818以降を使う場合、外部ライブラリのインストールは自力でなんとかしてください。どうしてもPPMになんとかさせたい場合は、該当のパッケージのみをCUIで直接インストール(コマンドプロンプトから ppm install -force http://ppm.tcool.org/archives/XML-LibXML.ppdとか)すればいけるはずですが、Plaggerをインストールするついでに、というのはいまのところActiveStateの対応待ちです。

あと、ActiveStateがCPANよりも新しいバージョンのモジュールをインストールしちゃっている都合で、現状PlaggerをインストールしようとするとWin32::TieRegistryをインストールするところで「古いバージョンのモジュールをインストールしようとしています」とかなんとか言って怒られます。AS版でどんな直しが入っているのかは確認していませんが、-forceインストールするなり、あきらめるなり、Perlをダウングレードするなり、よいようにしてください。5.8.7以前ではこの問題は発生しません。

そのかわり、5.8.7以前では、どうやらコアモジュールをppmで更新しても正しく認識されないようですね(モジュールそのものはsite/lib以下にインストールされるのですが、@INCの都合でlibのパッケージが優先されてしまう)。workaroundはいろいろありますが、とりあえず変だなと思ったらCPAN経由でインストールしてくださいませ。それが一番間違いないです。

あと、最新版のCatalystをインストールしたい人は、ppm install Catalyst-Runtimeとはせず、ppm install Catalyst(ないしTask-Catalyst)してからcpan Catalyst::Runtimeするのが吉。

その他の細かいことは、とりあえずこのサイトの過去ログと、ppm.tcool.orgのトップを見てくださいませ。そのうちtcool.orgの方にまとめをつくるつもりでいますが、たぶんそれはかなり先の話になると思いますので。